2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
高齢者の自立ということに関わらず「基本的には自分のことは自分でやる」 というのが、わたしの信条でもある。 なぜ、そのような思いが強いかというと、 実母を見てきたせいかも知れないと思う。 母は、同じ敷地のなかに長男夫婦と住んでいたけれど たいがい…
80歳の知人女性がパソコンを習いたい、ということで 散歩の途中に彼女宅に寄ってみた。 長年、自宅で看ていた夫はいま近くの介護施設にいる。 ご自身もその疲れから体調を崩し、腰も悪くするなど して入院されていたことは前回記した。 訪れるとセピア色の…
11月も終わりに近い昨日、京都紅葉狩りを愉しんだ。 シニア・ナビで交流のある奈良のY氏のお誘いを受け 京都、奈良のオフ会に、わたしたち大阪熟女3人組は、 喜んで参加した。 京都に熟知したK氏が、今回の幹事さんのようである。 京都に関しての素敵な…
浅田次郎 原作『蒼穹の昴』がNHKで放映されている。 わたしは、原作も読んでいないし、ドラマも最初の一回を観ただけで、 あとは観ていない。 けれど、最初の宦官(かんがん)の描写が恐ろしく、仰天した。 宦官(かんがん)について、まったく知らなかった。…
「あなたは、きれい!若々しく見えます!」と言われ 「まったくそのとおり!あなたはお目が高い!」などと 切り替えされたら、びっくり仰天だろう。 オリエンテーションの入り口でのゲームである。 二人一組になり、お互いの長所を3つ書き、相手に声高に伝える…
週のうち何日かは、自宅で仕事をしているせいで 散歩の時間が、午後3時をまわることがある。 今日も、秋の陽を背に受けて歩いた。 ぽかぽかと小春日和の日中は、気持ちがいい。 その散歩の帰り道、知人に会った。 友人M子の夫の実姉にあたる。 わたしはあ…
知人女性ふたりと、わが家でお茶を飲んでいると、モジモジと 言いにくそうに「お願いがあるのだけど・・・」と、一人が切り出した。 「パソコンを教えてくれない?」 とつぜんで驚いた。 彼女は確か80歳を越しているはず・・・ 高齢の彼女とは、わたしの姑が…
大阪からサンダーバード特急に乗り約3時間。 新幹線なら東京を越してしまうほどの時間を要するけれど 車窓を眺めながらの小さな旅は、やっぱりワクワクする。 車内で持参の熱い紅茶をすすり、チョコレートをほおばり 文庫本に目を通すと、じきに目的地であ…
いま狭い社会のなかで生息しているわたしであるが それでも稀有な!と思うほどの人との出会いはあり ネット社会のプラスの側面を味わっている。 今年の1月に、ある講座を軸にご縁をいただき、 ぐんぐんその方の魅力にとり付かれている。 わたしと同年齢、エ…
ひょんなことから、あるひととメールの交換を始めた。 始めたといっても、たわいのないもので 人生を語るほどの内容ではない。 いや、深まっていかないのだ。 相手は携帯メールからである。 パソコンアドレスも、もちろんあるらしいけれど 昼間は仕事があり…
ほどよい怠けは、生活に風味を添える。 ・・・・槙井基次郎 「犬を売る露店」 生きていくこと、仕事をすることは、ストレスとの調和をはかる 努力の連続と言えるかもしれない、と精神科医の斉藤茂太は、言っている。 だが、ストレスは悪玉と決め付ける最近の…
ハネカズラ サトイモ科 京都府立植物園にて 「神野美伽」という演歌歌手をご存知だろうか。 初めて今日、彼女のステージを見た。 お腹の底から突き上げている、力強い歌いっぷりに、圧倒された。 迫力を感じた。 あの華奢なからだのどこから、あんな声が出る…
京都植物園の花 朝から突風が吹いている。 気温も低く、肌寒さを感じる。 いよいよ冬の到来か・・・ ボツボツこたつを出そうか。 陽の射すあったかいリビングで過ごすことのしあわせを思う。 ふんわりと幸福感を噛みしめる一方で、わたしの気分は晴れたり曇…
20世紀は戦争の世紀であり、 一国の命運はしばしば独裁者の手に委ねられた。 だが、独裁者の多くが晩年「神経の病」に冒されて 指導力を発揮できず、国民を絶望的状況へ 追いやったことはあまり知られていない・・・紹介文より 日本の政治はダメだ、対外的に弱…
京都国立近代美術館で開催されている「上村松園展」を観に行った。 会期は11月2日〜12月12日(日)までである。 ※※※ 「上村松園、その画業に託されたもの」からはじめに・・・その画業において一筋に人物を描いてきた上村松園。 いったい何が彼女をそれほ…
「シニアナビ」へのブログ掲載を辞めて半月余り。 やっぱり元へ戻そうと思う。 理由は、いろいろある。 ついこのあいだ、大層な「大義名分?」を掲げて ひっそりと離れ小島に引っ越したつもりだった。 ところが・・・ 「頭隠して、お尻隠さず」ではないけれど、 …
秋の叙勲者が発表された。 今年は全国で4,173人、大阪府下では旭日双光章や瑞宝章を はじめ161人が受賞とある。 一芸に秀で、長年の功績が認められ栄えある叙勲の受賞と なるわけであるが、当事者にとっては万感の思いがあり感無量だろう。 受賞者に…