2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の夕暮れ

朝から霧のような雨である。 一日降っている。 こんな雨の日はキライではない。 部屋で本など読んでいると落ち着く。 他愛のないおしゃべりや、食べてばかりのような 週末に、ほっとひと息いれている感がある。 先週、遊びごころで描いた上村松園の「序の舞…

健康食品に潜む落とし穴

いまや、テレビCMのドル箱である健康食品が花盛りであり これでもかと思うほど電波に乗って茶の間に届けられる。 どれほどの有効性があるのか、ないのか。 イメージというのは恐ろしい。 宣伝の力は大きい。 いかにもそれを摂らないと、健康体になれないか…

認知症予防には?

テレビ番組のなかで、認知症予防には脳が喜ぶことを したらいいといっていた。 昭和の時代を懐かしむ「懐古」的な世界に身をおくことが いいようである。 時代を彷彿させる懐かしいモノや雰囲気に浸り 小さいころの話をすることも、最新のPET検査で 脳が…

想像力

「最近笑えた話」として、塩野七生が文芸春秋11月号に 楽天とユニクロの社内英語についての記事を書いている。 「冗談でしょう」と彼女は一笑に付している一方で この問題は言い出したほうも、賛否で応じたほうも、二つのこと、つまり 外国語漬けの日々を過…

知人からの贈り物

前の職場で一緒だった知人から電話があった。 久しぶりの会話である。 辞めてから一度ホテルのランチをご馳走になり その後また職場を一緒に訪れ、めったに会わないけれど 会うと話しのはずむひとである。 わたしより、ひと回り年長のキャリア女性である。 …

「逃がした魚は大きい」かも。

まったく、ひとの運というものは、わからないものと つくづく思う。 以前、「紙切れ一枚」というハンドルネームの女性のことを記した。 彼女は自らのことを「紙切れ一枚」と語り その紙切れ一枚の重みを実感して、折に触れ ブログにコメントやメールをくれてい…

しあわせな時間

退職して一年半が経ち ようやく生活のパターンが定着してきた感がある。 遅い・・・・。 昨年は、朝から晩まで小説を読みまくっていた。 貪欲に・・まさに貪るように本漬けの毎日だった。 活字のなかに埋もれて、精神の飢餓を満たしていた。 もちろん、仕事…

「書く」と言うこと

シニア・ナビに登録するときに立ち上げたブログは、約半年たつ。 毎日のように書いたのは初めてである。 それ以前は、自分のホームページのなかでエッセイもどきにしてつづり また旧シニア・ナビでは日記として気まぐれに書いていた。 2003年ごろから、…

五十而知天命、六十而耳順。(五十にして天命を知り、六十にして耳従う)

縁あって嫁ぐために、故郷からこの大阪の地で 暮らして始めて30年以上になります。 家庭を築き、子育てに邁進し、喜びと悲しみもあった日々を 一生懸命過ごしてきた人生は、長くもあり、短くもあった人生です。 結婚してから義理の父母に仕えてその死を看…

息子

朝から快晴である。 昨日までの、にぎやかな祭りの音が消え静かな休日である。 娘や息子たちは、伴侶や家族との暮らしが忙しく ひとり暮らしの母親のことなど眼中にないかのようである。 それでいい。 近くであるし会おうと思えばいつでも会える。 身近なパ…

雨の日は・・・

昨日の激しい雨は遠ざかったようだ。 しかし、よく降った。 わが家の近くにある川は増水している。 雨の日の散歩は危ないから、さすがに昨日はやめた。 あの豪雨にもめげず、地元の祭りは決行されていた。 朝暗いうちから、にぎやかなお囃子や太鼓の音が鳴り…

似てくるのかなぁ

わが家を訪れた客人は、額に入った小さい拙絵を見て 「自画像ですか?」などと聞いてくる。 とんでもない!ただの模写ですよ、とあわてて否定する。 どう間違ってみても、それはない!! まぁ、かろうじて口元が似ているかなあとは思えてくる。 それと寂しげな…

「だんじり祭り」

今週末に、わが町の祭りがある。 各町には寄付金の多寡を記したビラが貼られ 提灯や、やぐらなどが設置され、その準備が進められている。 夕方、近くの川べりを散歩すると 甘い金木犀の香りと寂しげな虫の音とともに 遠くテケテン、テケテンという,お囃子や…

採用に、裏わざあり!

引き出しの整理をしていたら、知人からの 元気いっぱいの賀状が目に留まった。 10年以上前に、あるカルチャー教室で 一緒になったひとである。 何が元気か、と言うと毎年いただく年賀状に 毎年のように職を変わり、「今はこれをやっています!」と 職種や職…

「100%正しい忠告はまず役に立たない」

ともかく正しいこと、しかも100%正しいことを言うのが、好きなひとがいる。 非行少年に向かって「非行をやめなさい」とかタバコをすっているひとに 「タバコはやめなさい」と言う。 いつ誰がどこで聞いても正しいことを言うので 言われたほうは「はい」…

出来上がった!

この数日間、パソコンにかじりついていた。 ある「サイト」を立ち上げており わずか12、3ページほどのサイトであるけれど今回は、少し難儀した。 何しろ、ずいぶん前にふたつ目をアップして以来だから 詳細を忘れてしまっていて思い出すのに時間がかかる…

驟雨

ひんやりとした朝である。 しっとりと霧のような雨が降っていて 昨日の真夏のような暑さが嘘のように感じられる。 カンカン照りの昨日は、潤平の初めての幼稚園の運動会。 ばぁばも朝から張り切ってみに行って来た。 小さい園児たちが列をなし、音楽に合わせ…

「孤掌鳴らし難し(こしょうならしがたし)」

知人の伴侶が、急逝した。 哀しみの渦中にある知人には、かける言葉もみつからないが 嘆きはそれだけではない。 知人の夫は、ある病の発症から1ヶ月ほどで急逝した。 まったく予期していなかったことである。 まさか夫が先に逝くなどとは、妻も家族も考えて…

歩くことの効用

日本経済新聞の10年以上前の記事で、 夕刊“春秋雑記”(現在の朝刊一面の春秋)のスクラップから。 執筆に行き詰まると、とにかく歩く、という作家がいる。 歩いているうちに頭が整理され、次の展開が自然と 浮かんでくるらしい。 発明家にも、散歩中に新た…