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ネットでの出会い

シニア・ナビにブログを登録して、新たな未知の人との交流が始まった。
その中のひとり、Yさんから地元で行うオフ会へ誘われた。
Yさんが主催者であり、あと女性4人のこじんまりした会合である。
もちろんわたしは参加者すべての人との面識は、ない。
あるのはブログの中でのコメントやメールを中心にした交流のみである。


緊張しながら待ち合わせの場所につくと、
そこには主催者のYさん始め女性陣が待っていてくれた。
あらかじめ画像を送ってもらっていたので、
こちらからもすぐみつけることができた。
そして「似顔絵のイラスト通りですね〜〜」と、ひとりの女性が
にこやかに話しかけてくれ、それぞれの対面となった。


まったくネットの世界というのは不思議なものだ。
メールやブログのコメントの会話でも十分相手の人間性が伝わるのか
初めて会ってもすぐに打ち解けることができ、違和感がない。


自己紹介を簡単に済ませると、雨を吹き飛ばそう!というオフ会の
コンセプト通り、駅近くのビルの一室にあるカラオケ店へ流れた。
それから食事へというコースらしい。


それぞれが得意の歌を披露する。
わたしは、もうかれこれ数年カラオケを経験していない。
初対面だから聴くだけでいい、と最初は思っていた。
ところがだんだんメンバーの方とうち解けていくと
雰囲気にも慣れ、気持ちが開放されていくのを感じ出した。


昔、むかしの古い曲しか知らないけれど、少しマイクを握ってみたい
欲望にかられついに皆さんに混じり歌ってしまった。
♪「百万本のバラ」や「思い出まくら」など年齢層が早分かりの曲ばかりである。
久しぶりにお腹の中から声を出してみると気持ちがいい。


雑談のなかで「ブログから伝わるイメージ通りでした!」と、隣に座った女性が言う。
彼女は、いつもていねいなコメントを書き込んでくれ
温かみのある、親しみやすい人柄であることが見て取れた。
そして見た感じよりずっと芯が強いのではないかとも感じた。
熟年世代は、皆いろいろな思いを背負って生きており
それらを乗り越えた自信や対峙する方法を模索しているようにも見える。


ホスト役のYさんは、それぞれが愉しく過ごせるよう
まんべんなくメンバーに気配りしてくれる。
つい最近まで会うこともないだろうと思っていた人と
ひとつの時間を現実に共有している。
ネットの不思議さを感じた。


3,4時間ほどだったけれど十分皆さんとくつろぐことができ
次の機会を約束して別れた。
いつもこの欄で書くので、常套句になってしまったが、
“人の出会いはどこにあるかわからない”としみじみ思う。
出会った方とのご縁を大切にしようと、帰りの電車のなかでそう思った。


Yさんありがとう、そして皆様ありがとうございました。



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