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ハンドル・ネーム

ネットの世界ではハンドル・ネームで呼び合うのが普通である。
わたしのそれは「しあわせさがし」という。
使い出したのは、旧シニア・ナビに登録したときである。
2000年ごろではなかったかと思うが、はっきり思い出せない。


知人に紹介され、初めてそのようなところを知った。
掲示板形式の談話室や日記帳があり、皆さん活発な訪問をして
熱心に書き込みなどを行っていた。


わたしはしばらく談話室だけだったが、そのうち自分を吐き出したくなり
日記を書き出したのは2002年の終わりごろからだったろうか。
2003年5月に夫が逝ったから、一番辛い時期だったように思う。
ずいぶんと書くことで慰められ、多くの励ましなどをいただき
自分の中での「カタルシス」効果の役目を果してくれた。


登録するときハンドル・ネームとやらをつける。
慌てて登録したのが「しあわせさがし」である。
日常の生活に小さなしあわせを探すことで気持ちを奮い立たせようと、
つと浮かんだのがこの「しあわせさがし」であり
「良かった探し」のような意味もあった。


以来ずっとこれを用いている。
何だか演歌の題名のようなこの名前が自分の分身のようにも
感じられ愛着も出てきている。


シニア・ナビが新しくなり再登録をするとき、どうしようか・・と
迷ったけれど、わかりやすいし他に思いつくものもなかったせいで
そのままにしている。


しかし・・最近この名前を変えたくなってきている。
時々「しあわせを探しているのですか」
などと訊かれ、返事に困ってしまうことがあるからだ。


今は安寧な日常を愉しみ、かつてのような希求は薄れている。
しあわせは、いつも自分のこころの中にあり自分が感じるものだから
もうこのネームは要らないかなと思ってきてもいる。


10年近く親しんできたこの名前を変えるのは寂しい気もするけれど
やっぱり変えたい気持ちも強い。


プロフィールの中身はそのつど替えても差し支えないようだが
名前になると登録でバッティングすることも考えられる。
従って名前の変更はできないのではないか、とも思える。


もし変えられるとしたら、どんな名前にしよう。


ゆり・ユウスゲ