当たるも八卦、当たらぬも・・・。

シニア・ナビで「おしゃれな猫」さんが「占い」に触れている。
闊達な彼女が、と意外な感じがしたが、おもしろく読んだ。

彼女は「見かけは女性でも中身は男」と言われ、憤慨しながらも
男性に伍して働くところや、アメリカでの難関試験に見事合格の
栄誉に浴したことを思うと、案外そうかも知れないと納得したりしている。
料理好きで家庭的な感じの彼女が見せる、男性的な行動パターンは
言い得ているようである。


わたしも占いは好きなほうだ。
四柱推命や、九星易学、そして細木○子氏の
占いの本などもよく読んだ。(過去に)
その年の「健康運」「仕事運」「家族運」などを知る。
仕事運が良ければ経済的にも安心できる。
夫が逝ってからは、関心事に「男運」や「結婚運」が増えた。


あくまで占いだから、おしゃれな猫さんと同じで「いいとこ取り」であり
小さなことには、こだわらない。


わたしの場合は、版で押したように、肉親の縁薄く「後家相」があり、
自立心旺盛、とある。
え〜?確かに結婚して大阪の地に住み、両親とはべったりしていない。
そして夫も50代前半に逝っている。
このことを肉親の縁が薄いと言うのだろうか。



「仕事運」では「あなたは何をしても成功する!」などと言われてきた。
事業欲旺盛、パイオニア精神旺盛!頭角を現す??らしい。
確かに仕事運はいいほうである。
本当に人間社会はウマク出来ているなぁと思う。


「肉親の縁」が薄い分、仕事運には恵まれていた、と言えるかも知れない。
大した仕事などしていないが、組織の中では早々に昇格し、
分不相応に役職を担うことが少なくなかった。


一見柔和そうに見えるわたしに「あんた、見かけとぜんぜん違うなぁ!」
「女にしとくの、もったいない!」この言葉を何度、聞いたことか。
揶揄しているのか、褒めているのか・・・・。


確かに夫の病気や他界で、男に頼らない生き方が身についた。
本気で仕事にぶつかり、その切磋琢磨のなかでずいぶん
磨かれたような気もしている。
人間、何が幸いするやら・・・
まさに、『人間(ジンカン)万事塞翁が馬だ』!


「晩年は、お金持ちにはならないが生活に
困窮することなく穏やかに暮らせる」などと、
八卦は教えてくれた。


いま、ささやかではあるが満たされた毎日に感謝している。
占いは少し当たっているのだろうか。