節電対策より、快適生活!

関西電力は、震災後の電力不足を補うため
家庭にも節電10%を要請している。
原子力発電所の再稼働ができなくなっているためだ。
本当に電力会社が言うように電力が不足しているのか
疑問だけれど、節電に対する意識は持っていたいとは、思う。


節電対策のカギを握るのは需要の3割を握る家庭だ、
「冬の節電は暖房をどうするか」にかかっているともいう。


わが家は冬場、エアコンは使わない。
ホットカーペットもあるが、消費電力が大きいので
こちらも使うことがない。


コタツは足もとがポカポカと温もり、好きだ。
特にお風呂上がりは、足を冷やしたくないので重宝する。
ぼつぼつ今年もリビングにお出ましいただく。


2月頃の寒い時期には、部屋全体を暖めたいので
ガスストーブを併用する。
熱効率の高いわが家は、ありがたいことに光熱費が低い。


電力を食う家電のなかで「電動湯沸かしポット」がある。
肌寒くなると熱いお茶が恋しい。
いちいち沸かすのも面倒なので、わが家は以前から
「電動湯沸かしポット」を使い、保温にしているけれど
節電のターゲットにされている。


湯沸かしポットをやめて、コンパクトでおしゃれなヤカンタイプの
ものに切り替えているところも多い。
娘のところも、買い替えていつの間にかポットが姿を消している。
確かに熱いお茶を飲むとき、そのつど沸かせば済むことである。


ひとり分のお湯なんてすぐに沸く。
そんなに待たなくとも良い。
保温する必要もないから、節電効果はあるはずである。


しかし・・・
試してはみたけれど不便を感じる。
わたしは、熱い紅茶でもコーヒーでも飲みたいときに
ポットのお湯を注ぎ、すぐに飲みたいほうだ。


飲みたい気持ちになってからお湯を沸かす、ということが
できない、せっかちな性分なのである。


やっぱり、飲みたいときにすぐに飲みたい!


かくして電動湯沸かしポットに隠れてもらっていたが
またぞろお出ましである。
生活の不便を推してまで、我慢したくないというのが本音だ。


はて、皆さまがたのご家庭は、節電対策や、湯沸かしポットに関して
どのようにされているのだろうか。
気になるところである・・・。



リビングの陽をいっぱい浴びて、すくすく育つ