日本いけばな芸術展

大阪高島屋で開催されているいけばな展を観た。
4月25日に名誉総裁、常陸宮妃のテープカットで開催され
副総裁は豊田章一郎氏がつとめる公益財団法人『日本いけばな芸術会』が
主催する
創立45周年記念の『日本いけばな芸術展』である。



過去昭和天皇・皇后が、また第9回には英国エリザベス女王が参観されている。
今回は、日本の131流派による1019名の出品だという。
大変な混雑でひとの頭を見に行ったような錯覚を起こすほどである。


いけばなの域を大きく出ているその迫力、斬新さ、モダンさ。
ため息ものであり、しばし時間を忘れて堪能した。
みごとである。


森林の香りと甘い匂いに囲まれ松、杉、桜の大木を
どっしり据えて、花たちはその時期に
一番きれいに開花されるよう調整されたものだろう。
凛然と咲き誇っている。
まさに美の饗宴と言ってもいい。


しかし斬新さの裏には少し違和感もある。
人工的な色彩のオブジェを並行して生けることにより、
せっかくの花の持つ美しさと木の生命力などが
影を薄めているような作品も見かけた。


少しもったいないかなぁという気がしないでもない。
いけばなに関してわたしは、まったく造詣がないので
そう感じるのかも知れないが・・・。


迫力ある好きな作品、何点かをアップしてみよう。
画像を拡大してご覧いただけます。

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