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若気の至り

健康・医療

歳を重ねると後悔することが増える。
無駄使いや、子どもの躾や、生き方に対しても悔いが残る。
今さら悔いたところで何の得にもならないのだが
どうして今ごろになって懺悔の気持ちが湧くのか。
「若さ」というのは、無謀と紙一重の感じを持つ。



美容室に行き、髪を切った。
いつものイケメン美容師は中国へ研修に行ったとかで、いない。
代わりに別な若い男性がやってくれた。


「髪にコシがありますねぇ」
「つやもありますよ〜」
珍しく褒めてもらった。
めったにないことである。


今でこそわたしは、髪を大事にしているが
かつては、ずいぶん無茶をやっていた。
30代ごろから髪を染めていたのだ。
もちろん白髪などではない。


「おしゃれ染め」と称して流行りの栗色にしていた。
それだけでは飽き足らず、赤いメッシュも部分的に施した。
メッシュにすることで脱色が多く、パーマネントやヘアダイより
多く薬剤を使い、髪や地肌への負担が大きい。


今の年齢なら髪に白いものが混じり、染める必要がある。
しかし当時、白髪でもないのに髪を染めたことは今になって悔いる。
あの薬剤が、からだに良くないことは、何となく感じてはいた。


アンモニア臭と、刺すようなひりひり感。
人一倍、皮膚が敏感なわたしは、すぐにかぶれたり、かゆくなったりする。
からだが異物反応を起こすのである。


シャンプーの原料・石油系界面活性剤や、枯れ葉剤も含まれる
ヘアダイの染料が、ガンの発症を招くということを知ったのは
40代後半になってからである。
皮膚からの吸収が一番多く、そして腎臓や肝臓を直撃するということである。
今は、危険度が少なくなったのだろうか。


美容師が長年の仕事の結果、職業病のようにガンを
多発させていることは案外、知られていない。
同様なことは多々あり、薬剤などのからだへのリスクが叫ばれている。


以来、それらを含まないシャンプーを選び
髪染めも、植物から出来た「ヘナ」を取り寄せ
純度の高いものを使うようにしている。
からだの毒を出すデトックス効果も高いようである。


食物と同様、添加物や薬剤を含まないものを心がけると
さんざん痛めた頭髪も、ようやく健康を取り戻した感がある。
コシとつやも戻ってきた。
何より、からだに安心である。


まったく・・・・
無知と、無謀ほど恐ろしいものはない。
若いころにきちんとした知識と情報を持っていれば
わざわざ髪に「毒」を与えるようなことはしなかった。
若気のいたりである。
似たようなことは、枚挙にいとまがない( 一一)