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思わせぶり

健康・医療

先日、所在無げにテレビを見ていると
NHKの「ためしてがってん」をやっていた。
テーマは『ついに発見!顔のシワ 本当に作らない美肌術』という。
へ〜ぇ、それは興味津津とばかり、ソファにどっかり腰を据え
しばし見入った。



しかし・・結果は「な〜んだ」という肩すかしを食った感じである。
女性の最大の悩み、シワにかこつけて、よくも
1時間近くも番組を引っ張ったなぁと言うのがわたしの感想である。
なんだか稚拙に思えてならない。


タイトルが、いかにも仰々しく、シワ予防の新対策が
考案されたかと思いきや、何のことはない。


しわの少ない美人が多いのが秋田県で、その理由が
日照時間が国内で一番少ないからだという。


紫外線には「UV−A」と「UV−B」があり、
「UV−A」のほうが一年中降り注ぎ、皮膚の奥深いところまで届く。
皮膚の下の「弾性線維」なるものを壊すからシワになるのだという。
紫外線に気をつけろということだ。


だからと言ってみんなが秋田県に住めるわけでもない。
シワ対策には、コラーゲンやヒアルロン酸でもなく
日焼け止めクリームが必須だとも言っていた。


確かに言っていることは理にかなっている。
紫外線の量が少ないとシワを作る機会も減る。
この論理、当り前過ぎないか?


考えるまでもなく、陽のよく当たる沖縄や九州人と比べて
日照時間の少ない北陸、東北のひとには色白美人が
多いことは自明の理である。
何をいまさら・・・という感じである。


震災以降、東北の人を映像で見てきたけれど
女性は色白の美人が多く、年配者も肌がきれいで若く見える人が多い。
特に高齢者の口元をみていると歯並びのいい人が多いことに驚く。
そして喋り方がしっかりとしている。


わたしは、それを見て思ったものだ。
小さいころから魚介や海藻類を摂りしっかりした食生活をしているから
このように肌もきれいで歯も丈夫なのだと。


その体でいくと、どこかのえらい教授を引っ張り出すまでもなく
紫外線を浴び過ぎないこと、食生活などの習慣が肌のきれいさ
シワが少ないことにも関連してくる。


日焼け止めクリームが何より大事だと言っていた。


これもクセモノで日焼けを防ぐ以上に、肌に大きな負担を
かけていることは、意外にも知られていない。
合成糊料、粘着剤など諸々の指定成分の害があり
水面下で大きなトラブルになっている。
日焼け止めクリームも天然成分を配したものが望ましい。
成分にまでこだわった情報は、少ない。


それにしても思わせぶりに「何が出てくるだろう?」と
期待した結果が、普通のことには驚いた。
針小棒大な番組の作り方に天下の放送局も浅薄に感じる。