小保方氏の記者会見のもようや、考察について様々なひとの論があり、何がどうなっているのか、正直わからない。
わかりにくい・・・。
メディアのありかたも、彼女を持ち上げたり、降ろしたりするなど非難されるなか、早稲田大や天下の理研も彼女の論文を精査しないまま簡単に通したことで、お粗末さや責任を問われている。
真相は、「STAP細胞」がありやなしや」だけれど、これからの推移を見守るしかない。
コンサバファッションとかいい「保守的」という意味合いがあるそうだ。長い髪も毛先を軽くカールさせ初々しい。紺の清楚なワンピースは、彼女を科学者というより、ひとりのタレントのように感じさせる柔らかさもあった。世界中の耳目を浴び、姿を放映されるのだから、計算されたいでたちといってもおかしくない。
いまどきの30歳女性のファッションにしては、珍しくエレガントで知性を醸しださせるのに十分だ。大きな指輪もはずし、ときおり伏し目になる瞼にハンカチをあてるところなど、絵になる。
会見の場としては「おんなの匂い」ぷんぷんと感じたけれど、わたし自身は、その日の彼女の「ファッション」には、好感をもった。会見の内容は別にして。戦に臨むには足元から万端整えるのがよろしい。
退職してから身の潔白を証明したり弁明したりするのが普通だからだ。
小保方氏の場合、自らの研究の成果を明らかにすることも容易ではないが、あのようなやりかたでの反論は、彼女の今後の活躍の場は、理研にはないと考える方が妥当のように思える。
もし、訴訟などで勝訴して望み通り理研にとどまることができても部下のいない閑職に追いやられるのがオチだろう。そんなに甘くはない。