富士山ぎゃらり~

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燃える富士

 

昨年から、富士山を描きたいと思い続け、そして大騒ぎをして(笑)

富士山のふもとまで足を運んで、やっとこさ見てきた!

そして感動が薄れないうちにと、数枚の富士山を描いている。

既に発表したものばかりだが、一挙公開してみたい。

このなかから1枚を選んで手直しし、額を選び、ようやく横浜の

作品展に向けて発送したところである。

 

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飛行機の機内から見た富士山

(夏だったから冠雪していないが荘厳そのものだった)

 

 

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ブログ友に頂いた写真をもとに描いた「富士山と曽我梅林

 

 

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箱根の「山のホテル」から見た「満開のツツジと富士」

この旅のときに芦ノ湖などからもたくさんの富士を見たのに写真は少ない。

もっと撮っておけば良かったと悔やまれる・・・

 

 

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山梨県朝霧高原からみた富士山

目の前に雄大にそびえ、その大きさに圧倒された。

 

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忍野村の「忍野八海と富士」

スポットのひとつのようである。

青い空に大きな白い雲。

澄んだ湖に映った茅葺屋根の家と富士山

 

 

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忍野村の「桜と富士」

満開の桜の土手の下から姿を現した、いとおしい富士。

今でも脳裏に強く焼き付いている。

 

絵画展は8月の中旬からだが、送付してほっとしている。

やっと・・・との思いもある。

 

なにしろ、パソコン画は描いて終わり、ではなくあとの印刷が大事になってくる。

昨年も頭を悩まし、ずいぶんそのことに時間をかけた。

大げさに言えば浮世絵師が絵を仕上げ、摺り師が摺る作業に似ている。

描いたイメージと、出力されたイメージが一致しないと納得できない。

俄然、印刷には慎重になる。

 

絵のイメージに合わせて紙の種類や色や厚さも関係してくるから

今年もいろいろ、試してみた。

表面がざらざらしている、マーメイド紙に近い「ワトソン紙」

「麻紙」プリンターに合わせた「エプソンの高画質用紙」など。

でも、それらのどれもマッチしない。

 

たまたま、典礼用のハガキを富士フィルムでみつけ

試してみるとそれが色の発色と、落ち着きがあって好みに合った。

さっそく、その用紙の厚さと色と材質をネットで調べてみた。

けれど同じ材質のA4用紙はなく、少しはっきりした白である。

まぁ、陽光射す季節の絵だから、オフホワイトがかったものより

いいかも知れない。

まぁ、一番これがふさわしいか、とこれに決定。

 

当たり前だが、パソコンで絵を描く

印刷をする

額を選ぶ

そして会場に飾られるまでが1枚の絵のお披露目になる。

また会場の壁面の色、場所も微妙に関係してくるが

こちらでは、そのことは関知できない。

 

1枚の絵を・・・・

本当に拙い絵なのだが1年近く執念を持って臨んだことになる。

もっともっと磨きをかけたい、その思いは大きく膨む。