「何でだろう~~~?」

 

 

わが家のネットをケーブルテレビに変えて約1か月半。

予想もしない事態が起きたことは前回、記した。

「光のネット」は問題ないが、テレビの映りが悪くなったのである。

悪いどころではない。

まったく見られないと言った方が正解か。

 

 

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絵は、「イギリスのヴァイブリー地方」世界で一番美しい村

10月の作品展出品の一枚です。

 

 

面倒ながら、何度もカスタマセンターーに電話をして

作業員がわが家に来るも一向に解決しない。

結局、マンションの棟全体の保守を行うということで

来る某日がその工事日に確定している。

予定の日まで、まだ1週間もある。

 

たまにはニュースなども観たいからテレビをオンにする。

相変わらず画面がチラチラし、音声が途切れ、真っ黒になるなどの状態が続く。

目にも良くないし、いらいらするからすぐに消す、を繰り返している。

 

まったくなんの為の契約なのか・・・。

2か月分の料金をタダにしてほしい心境だ。

 

そんななか、先日の大雨の状況に思わずテレビをつけた。

わが家の近くの河川が氾濫しそうなほど、増水し

世間の情報を知りたくなったのだ。

新聞やラジオだけでは物足りない。

 

早朝の京都の桂川にかかる渡月橋の濁流に息を呑んだ。

いまにもあの風情ある橋が沈みそうなのだ。

秋には錦秋の嵐山の景観が素晴らしい。

有名な観光スポットであり誰でも一度はあの橋から嵐山を眺めているだろう。

この映像は衝撃的だったはずだ。

 

昨秋、ネット仲間数人で宿泊し、散策したばかりである。

 渡月橋のあまりの変貌に、映像の前のこちらも足がすくむ。

近くの旅館の宿泊客をボートで移動させる場面も繰り返し報道された。

「えらいことになっているんやなぁ~~~」

百聞は一見に如かず・・・

現場の恐ろしい濁流や風雨の爪痕を延々と伝える。

 

いったい、この国はどうなったのだ。

雨風、地震、竜巻、気象の乱れに人間のなす術などないように思える。

人間の驕りに対する神の怒りのようにも感じられ

被災された方や建物を、明日はわが身と恐怖の面持ちで受け止めた。

 

やはり、映像は瞬時に状況を掌握できる・・・と

未開発地域の住民の感覚でテレビにくぎ付けになっていた。

 

気がつくと珍しく画面がきれいに持続して、まともな映像や音声だ!

「ひゃぁ~どういうこっちゃぁ~~~」

風の加減で何かが改善されたのだろうか。

本来、当り前のことにいたく感激した。

 

台風の渦中、どういうわけか画面の乱れは正常になっており

いっとき、未開発住民から脱却した思いである。

珍しくCATVの外国映画も愉しんだ。

 

以来、正常な状態が続くと思いきや、・・・。

甘かった。

またもや元の状態になっている。

 

何も施していないのだから当たり前か。

めったにテレビをみないわたしも、好きなドキュメント番組もあり

オンにすると画面の乱れをみることになり、

ストレスになるからつけないでいる。

 

いったいあの風雨の数日間の奇跡は、何だったのだろう?

早い改善を望みたい。