涙が止まらない、怒りが収まらない。
朝から暗い気持ちになる。
胸が締め付けられる。
昨日から報道されていた、子どもを置き去りにして
幼い2児が死亡した事件。
23歳の母親が逮捕された、とある。
可愛いさかりの子どもを置いて、飢え死にさせる親。
また、また、また・・・
連日のように報道される子どもの虐待。
「水も食べ物も与えなかったら死ぬ」という意識を
持ちながら、若い母親は子どもを棄てた。
この場合は殺人ではないのか。
3歳の幼い子が知恵を絞りインターホン越しに
助けを求めても、誰一人として救出できなかった。
山中の一軒やではあるまいし、どうしてなのか。
近所からの通報を市や子どもセンターは、
受けているにも関わらず、助けてやれなかった。
「明らかに夜泣きとは違う泣き声だ」と
住民が何度も訴えていたにも関わらず、である。
いったいどうなっているの。
悲しみを通り越し、憤りが収まらない。
いったいこの国はどうなってしまったの。
育児放棄は、氷山の一角ではないかと推察されている。
行政の危機意識のなさ、対応の甘さは今に始まったこどではない。
いつも後手、後手にまわり釈明ばかりしている。
ちゃんと仕事をしろ!と言いたい。
何のための行政なのか、
あまりのお粗末さに情けなさを禁じえない。
いつも、いつも、思う。
そして加害者の親はどうしているのか。
まわりの援助がなぜなかったのか。
23歳の母親が離婚して、子どもふたりを育てている現状を
親や周りが知っていたのか、どうか。
当然、子どもを置いては働けないし、こういうときこそ
生活保護などの社会資源が必要なのではないか。
もちろん親が面倒を見る事だって可能だ。
周りの大人が子どもを死に追いやった、と思える。
母親は、幼い子を置いて風俗店に出勤することもあったとか。
どんどんそのことが育児放棄をエスカレートさせている。
知人や店の関係者も、小さい子どもがいることを承知していて
なぜ、気にかけないのか。
怒りの矛先が四方にひろがり、収まらない。
小さい子どもたちは、今度生まれてくるときは
きちんと可愛がって育ててもらえる親のところに
生まれたらいいね。
幼いこどもたちの冥福を祈る。