わが家の王女さま、スズラン

 

f:id:mursakisikibu:20130422092457j:plain

 

たった1本だけ、スズランが咲いた。

ようやく、ようやく・・・という感じだ。

スズランは宿根草でほおっておいても毎年、芽が出て

花を咲かせるらしいのだが、よく枯らしていた。

 

知人からのなるべく水を控え、ほっとくほうがいい!と

いうアドバイスのもとに、ひたすら我慢の子を通した。

日陰を好むということも念頭に置き、日の当らないところに

そっと置いてやった。

 

今年の2月ごろに芽らしきものが出て株がどんどん大きくなる。

嬉しくて、感激して毎日穴があくほど見つめる。

今、目の届く一番いい場所に置き、ひたすら眺める。

ああ~いとしのわが王女様よ、可愛くてならぬ。

 

先日、娘がチビスケだけを連れてやってきたときに見せると

「きゃぁ可愛い~~」

「かえでが泣いて喜ぶやろうなぁ♪」といたく感激いたし候。

 

姉のところに「タケノコ」を持っていったついでに

彼女宅のお花見を兼ねて来た。

まったく憎らしいほどに、花が満開である。

 

最近はデジカメも持ち歩かなくなっており

携帯でも写真を撮らなかったのだが

まぁ、咲いてる、咲いてる・・・。

チューリップ、ペチュニア、シクラメン、深紅のフリージア

イソトマ、つるバラ、ミニバラ・・・・数え切れないほどの種類である。

クリスマスローズはどれだけ株が増えているか。

そして、まだある、名も知らない花が。

 

どうしてこんなにイキイキと育つのか。

枯らしてばかりいるわたしは嫉妬の念が湧き、わが家に帰ると落ち込む。

 

わが家のバラは、「うどんこ病」にやられ、格闘中。

肥料過多らしい。

ネットで調べて対策を講じているが

はて、どうなるやら・・・

少しでも虫がついたりするとやる気を失くす。

ぐわぁんばれ~バラよ~

それでも数種類の鉢の中ではつぼみを持ったのも

いくつかあり、それが唯一楽しみでもある。

 

 

f:id:mursakisikibu:20130422093658j:plain

姉は、鉢植えの「クンシラン」を惜しげもなく切って持たせてくれた。

わがやの花瓶で、水彩画のモデルになっているところである。

可愛い薄紫のツリガネソウもモデルを済ませたところだ。

仏壇にもたっぷり活けられている花たち。

ほっこり気持ちをなごませてくれる。