わが家の王女さま、スズラン
たった1本だけ、スズランが咲いた。
ようやく、ようやく・・・という感じだ。
スズランは宿根草でほおっておいても毎年、芽が出て
花を咲かせるらしいのだが、よく枯らしていた。
知人からのなるべく水を控え、ほっとくほうがいい!と
いうアドバイスのもとに、ひたすら我慢の子を通した。
日陰を好むということも念頭に置き、日の当らないところに
そっと置いてやった。
今年の2月ごろに芽らしきものが出て株がどんどん大きくなる。
嬉しくて、感激して毎日穴があくほど見つめる。
今、目の届く一番いい場所に置き、ひたすら眺める。
ああ~いとしのわが王女様よ、可愛くてならぬ。
先日、娘がチビスケだけを連れてやってきたときに見せると
「きゃぁ可愛い~~」
「かえでが泣いて喜ぶやろうなぁ♪」といたく感激いたし候。
姉のところに「タケノコ」を持っていったついでに
彼女宅のお花見を兼ねて来た。
まったく憎らしいほどに、花が満開である。
最近はデジカメも持ち歩かなくなっており
携帯でも写真を撮らなかったのだが
まぁ、咲いてる、咲いてる・・・。
チューリップ、ペチュニア、シクラメン、深紅のフリージア
イソトマ、つるバラ、ミニバラ・・・・数え切れないほどの種類である。
クリスマスローズはどれだけ株が増えているか。
そして、まだある、名も知らない花が。
どうしてこんなにイキイキと育つのか。
枯らしてばかりいるわたしは嫉妬の念が湧き、わが家に帰ると落ち込む。
わが家のバラは、「うどんこ病」にやられ、格闘中。
肥料過多らしい。
ネットで調べて対策を講じているが
はて、どうなるやら・・・
少しでも虫がついたりするとやる気を失くす。
ぐわぁんばれ~バラよ~
それでも数種類の鉢の中ではつぼみを持ったのも
いくつかあり、それが唯一楽しみでもある。
姉は、鉢植えの「クンシラン」を惜しげもなく切って持たせてくれた。
わがやの花瓶で、水彩画のモデルになっているところである。
可愛い薄紫のツリガネソウもモデルを済ませたところだ。
仏壇にもたっぷり活けられている花たち。
ほっこり気持ちをなごませてくれる。