まずまずの出発!

 

ややこしい天気が続く中、何とかオープンしてほっとしている。

どこぞの、お店の開店じゃないけれど立ちあがってしまうと

あとは、もう来場者との歓談を愉しむだけだ。

 

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10時の画廊の開場に合わせて、知り合いのお花の先生に

入口のお花の生け込みをお願いした。

書画の作品展の会場には豪華な花は肝心の作品がぼやけてしまうから

あまり大きくないほうがいいらしい。

そのあたりは知人も熟知しており、つい先日まで大阪大丸で流派の

展覧会を終えたばかりだという熱い気持ちで、「秋」を演出してくださった。

まさに「華」を添えて頂いた感じである。

 

 10時の開場とともに、律義な生徒さんたちは一斉に会場入りし、

伴ってきた来場者も含め一気に賑やかに。

 

 初めて自分の絵が会場に飾られた様子に皆さん

恥ずかしげに、そしてちょっぴり興奮している。

「ますますやる気が出て来た・・・」

誰かがつぶやいた。

 

 わたしの知人も出勤前に、ということで開場と同時に訪れてくれ

初めてみる「生」のパソコン絵画に、驚きの声を挙げている。

称賛をお世辞半分に聞くとしても、やっぱり嬉しい。

 

 そして予想通り「どうやって描くの?」の質問攻めである。

他の来場者とパソコンの前に陣取っていただき

にわかパソコン絵画の講習だ。

 

 ソフトを立ち上げ、絵具で色を混ぜ合わせ、ツールのなかの

様々な筆を用いて、簡単なデッサンと彩色をして見せる。

「うわぁ~本当の絵の具みたい!」

アナログと変わらない描き方に子どものように目を輝かせている!

 

 来場者の疑問に応えるべく、何回もこのようなシミュレーションを試みた。

「パソコンで描くから、ボタンひとつで絵が飛び出す」と思っている方もいて

パソコンで絵を描くことの認識が変わって来たようである。

パソコン絵画に関心を持たれた方も増えた。

 

さっそく「ヨドバシ」でソフトをお求めになって!とまるで水彩ソフトの

営業マンの口調になってしまい、会場は始終なごやかな雰囲気に。

 

 

 シニアサイトの知人からは、画像で見るよりはるかにいい!と世辞?も頂戴した。

いやいや、確かに額に入れ、会場で見るとよく見えるから不思議だ。

 

 拙絵を人さまに見て頂く・・・

なんて気恥かしいことだろう、あらためて感じる。

そして辛口の評も大いに歓迎である。

辛口が己を成長させるよすがになるから、一層ありがたい。

さまざまな言葉を胸に押しいただきの第一歩である。

 

 自宅から持ってきた静かなピアノ曲をBGMに

ゆったりとした雰囲気のなかで生徒同志、来場者との歓談が繰り広げられる。

余談だが、会場のトイレもホテル並みにきれいでなお嬉しい。

特に女性はこのようなことが気になるものである。

 

 ほぼ、わたしのイメージどおりの作品展の開幕である

(大げさか・・)

 

 台風、大雨と、さんざん天気予報で報道され、

来訪者は多くないかも知れない。

しかし、来てくださる方に絵を愉しんでもらい、

そして心からの応接をしたいと思う。

 

 今日は夕方に絵画の師、山田みち子先生が来阪され

大阪のコナモンお好み焼きを一緒に頂く予定だ。

そしてメニュー偽装で大賑わいの阪急系のホテルに泊る。

 

 会場の様子や絵の画像は、カメラに詳しい生徒さんがさっそく

動画で編集して今日会場に持ってきてくれるという。

楽しみだ。

 

 ということで、第一弾の報告、終了。

しばらくレスもできませんのでご了承くださいね。

今日も元気に「出勤」してきます~~~

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