みかんの木のオーナー制度

 

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というのが、あるらしい。

 

みかんの木Ⅰ本を丸買いして自分で収穫を愉しむものである。

低木におよそ、100キロ獲れるということで

知人が孫のために、みかんの木をⅠ本買った。

 

 その栄に預かってさっそく「みかん狩り」なるものを愉しませてもらった。

車で30分ほどのみかん農園である。

季節にはイチジクや、イチゴ狩りで有名だが行ったことがない。

観光バスで誘うらしいがちょっと高めの料金設定で

それに見合うほどは食べられないからだ。

 

 小さな丘にみかんの木が密生するほど植えてある。

なるべく日当たりのいい場所に植えてある木がいいなぁ。

自分が買ったわけでもないのに、心の中で期待した。

 

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「みかん狩り」など久しぶりだ。

子どものようにワクワクする。

大人の背丈ほどのみかんの木には葉っぱに隠れて

みかんがへばりつくように成っている。

ハサミで枝から切り落とすときのパチンという音ともに

手のひらにずっしり落ちるみかんの感触。

なかなかいいものだ。

 

 採りたてみかんは、水分を多く含み、甘みもたっぷり!

申し分ない味である。

現地で味見をしながら、袋にさらりと詰めたがけっこう重い。

帰宅して計ってみると4.3キロもある!

 

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さっそく新鮮なうちにと娘宅へも持って行った。

現地へのみかん狩りも誘ってくださったので甘えることにした。

孫っちたちの喜ぶ顔が目に浮かぶ(^^)y-.o