高齢になると寂しい情報に出くわす。
年齢を重ねるごとに住んている環境も変わる。
体の不調から入退院を繰り返している友も
その一人だ。
闊達で、お洒落で夫さんを見送ってからひとりを
謳歌されていた。
それが病を得てから複数、病院に
かかり、転々としているという。
一つの病気で長く逗留できないらしい。
前述の彼女以外にも
整形外科やいろんな科を受診している友が多い。
病院通いが仕事になっていると苦笑していた。
また、長いお付き合のある人は
老人介護施設に入られた。
中々空きがなくてやっと入れたのよと
安堵した面持ちで語っておられた。
夫婦、揃ってはいれたから良かったと。
介護施設に入るのもそれなりに多額の
費用が発生する。
これからの介護、いったいどうなるだろう。
安穏としておれない。
頼みの年金もごくわずか。