朝一番の元気習慣

昨日の突風は何だったのか。
今朝は打って変わって穏やかな朝である。
それでも、吐く息は白い。
やっぱり師走の声を聞くと寒さを感じる。


不精なわたしは早朝散歩を、もうやめてしまった。
日中のポカポカ時間帯にできるだけ外の空気を吸おうと思っている。
組織に属していない身のありがたさ、である。


日ごろの運動不足をどのように補おうか。


わが住居に併設されているジムも、かつて仕事の合間に通った。
夜の10時まで開いているので、終了してお風呂に入って
ホカホカのからだで庭を通って帰宅。
そのままベッドへ、という時代?もあった。


水のなかの開放感は何ともいえず、気持ちがいい。
朝日を浴びながらの水中ウォークが好きだったし
フォームの定まらない軽い泳ぎも
長いあいだ、生活の一部を占めていた。
休日や夜、せっせと愉しんでもいた。


いま、時間がたっぷりあるのに、それらを再開しようと思わない。
ジムはそのしんどさゆえにストレスがたまるばかりだし、
水中ウォークは、気持ちがいいのだけれど塩素に
からだが反応し、かゆくてたまらない。
ずいぶん辛抱したけれど、からだに良くないので、辞めた。


運動音痴なわたしのいまの一番の助っ人は、朝のテレビ体操である。
これは勤めているころから続いている。


昨日のY紙の健康コラムで、ラジオ体操がなかなかの効果があると記していた。


簡単な運動と思われがちだが、「ラジオ体操で本格的にからだを動かすと、
体育学部の学生でもけっこう大変。脳を目覚めさせるためなら、あまり
張り切らずに心地よい負荷をかけて」と言っている。


寝ているあいだに、硬くなった体の関節をほぐすのに、ぴったりなのが
ラジオ体操第一で2番目の「腕を振り、脚を曲げ・伸ばす運動」だそうだ。
腕は真横まで振り上げ、ひざは深めに曲げる。
関節や筋肉を意識して使うのがポイント、らしい。


無理に体を動かそうとすると怪我をする。音楽に合わさなくていいので
軽やかに動くことを意識して欲しい・・と言っている。


ちなみに第一、第二を通してやると、男性で一日に必要な
運動量の5分の一、女性では3分の一をこなすことができるようだ。


不精なわたしが、唯一頼みとしている運動である。
明日のわがみを守るためにも、続けたいと思っている。