初めて知った。
携帯アプリのことらしい。
「鬼より怖い・・・」という形容詞があるほど
鬼の威嚇は昔からあったのだが、どうしてチビたちが
あれほど縮みあがり、血相変えて怖がるのかと
内心、不思議に思っては、いた。
その童話からの影響だと勝手に推測していた。
あるらしいことを初めて知ったのは、ブログのコメントからである。
娘がいうオニさんとの関連もあるやなしや?
アプリにもまったく関心がなかったので、驚いた。
娘に訊いてみた。
でも、よその子はとっくに慣れっこになって、最近は怖がらないらしいわ。
うちの子は、まだ鬼を信じていて、ビビるのよね。
でもさすがに電話はしたことないし、
トラウマになってもいけないので脅かしだけよ~~」
大人が見ても絵は気持ち悪いほどだし、
まだそういうのは見せないことにしてる」
・・・ということで震源は、やはりアプリらしい。
なるほど、合点がいった。
尚も検索してみると、「鬼から電話」は人気アプリのようだ。
オニの種類も色々あり、ユニークな幽霊が
それらしい声で脅しをかけているのもある。
なかなかおもしろい。
無くなったりもあり、そしてそのアプリに対して賛否両論である。
親が困った時の神頼みならぬ、アプリ頼みということか・・・
時代である。
それも手っとり早く、怖い声で脅かしたりする。
たいがいの世のチビさんは、これを聞くだけで
直立不動で言うことを聞くらしいのだが???
それだけで数兆円の経済効果だというから、時代の寵児を感じる。
子育ての分野にこんなものは入って欲しくないと思ったりする。
持ってきてばぁばに差し出しては「ふんふん」と何か言う。
チャンネルを変えろ!ということか。
シャッターを押すと必ずデジカメを覗きこみ
指を指し、ニコニコとわが身を認識している・・
どうしてこんな幼い子が自分をカメラのなかでも
認識するのか、かつては考えられなかったことである。
ありがとう。
社会は良くも悪くも大きな変化を遂げている。
喜んでいいのか憂えたほうがいいのか。