映画「シャッターアイランド」を観た。
消化不良の面持ちで帰宅したのもわたしにしては珍しい。
同行したひとと道すがら、映画の感想などを話ながら
帰ってきたのだけれど、どうもよく内容が、わからない。
どなたか、「この映画は良かったよ!」と言ってくれるひとが
いたら訊きたい気持ちである。
まったくの予備知識も持たずに行ったことも悪かった。
それにしても、あのディカプリオの主演している映画にしては
マイナーな感じを持った。
久しぶりに見る彼は、かつての甘い童顔ではなく、眉間にしわを寄せ
悩める保安官の役のせいか、なんと老け顔だったことか。
孤島シャッターアイランドが舞台。精神を病んだ犯罪者を収容するアッシュクリフ病院へ、1954年9月、連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、相棒のチャック(マーク・ラファロ)と共にこの島を訪れる。女性患者失踪事件の捜査が目的である。
しかし、
妄想と現実の境界・・・・
水爆実験、精神疾患の患者への脳の人体実験・・・
どこからどこまでが真実で現実で、どこからが幻覚なのか・・・・
この映画の意図することは、何となくわかるような気もするが
ラストが後味悪く悲しい気持ちになった。
まったくの消化不良である。