金沢は何度か訪れているが、中山温泉には行ったことがない。
数ある温泉郷のなかでも名だたる風光明媚と湯質の高さを誇るようである。
師の写真素材をもとに「丸い橋」を描いてみた。
いつものごとく絵になる素晴らしい遠近のある構図だ。
前線から遠くの温泉の建物へと視線が移動するような動線をと
言うことで、この構図は難しい。
「遠近感、視線の動線、絵になる構図と・・などと
こだわって写真を撮っているとツアーだったら迷子になります」と師が
笑って言われるほどだ。
写真を撮ることも難しいし、描くことも同じぐらいだが
風景画の苦手なわたしも、今回は楽しく描くことができた。
早く一枚の写真を納得いく形で収められるようになりたい。
ひとり旅をのんびりしてみたいと願望が募る昨今である。
ちなみに、山中温泉、中山温泉、ネットで調べると
ふた通りあるようである。
中山温泉は、鶴太郎さんの美術館があるらいしいのだ。