コスモスと飛鳥寺
シニア・ナビのサークルで奈良は、明日香村を訪れた。
明日香は好きな町だ。
何度行ってもいい。
いつ訪れても、いい。
メンバーが違っても同じでも、いい。
明日香の稲淵には見事な棚田が続き、彼岸花が群生している。
これほどの彼岸花を見ることは、そうない。
黄金色の稲とのコンビが、いかにも秋らしい。
天高く、ず~っと、イワシ雲が広がる。
どこを歩いても、どちらを向いても、のどかな景色が続く。
目には最高のご馳走だ。
藁を燃したような匂いと草木と、頭を垂れた稲穂が、まぶしい。
にわかカメラマンが、列をなし、絶好のロケーションのようである。
いまや、写真はシニアの専売特許のようで、フォトサークルや倶楽部などの
ワゴン車が遠方から押しかけており、他府県ナンバーの車も、多く見かけた。
オフ会は、散策が主のサークルだ。
親睦をかねてお互いを知る絶好の機会である。
大勢でないほうが親しみが湧き、その意味では5人の参加者は、ちょうどいい。
メンバーは、みな、カメラに精通しており、とても上手。
写真にセンスも技術もないわたしは、カメラを出すのも恥ずかしい。
それでも、とおり一遍の写真を撮ってみた。
ため息まじりの「秋」が、そこにあったから。
衣装に身を包み「おなりぃ~~」の声とともにシズシズと歩を進めている。
初めて見た。
外国人の参加も最近は増えているらしい。
ハギとススキとイワシ雲
石舞台
続く。
次回は、飛鳥寺と案山子ウォークを案内したい。
今週のお題「秋の気配」