ちょっとひと休み・・・

 

 

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 ツバキ [春の台(うてな)] 万博公園にて

 

先週末から、長時間のツアー参加と

翌朝の岡山までの墓参を娘家族と行き、

あいだに諸々用事が重なり、昨日は、孫っちの入学式で

娘宅にいつものように駆り出された。

なんと1週間の慌ただしかったこと!

少しくたびれた・・・。

 

定番のテレビ体操も、ストレッチもしないで、朝から

ぼ~っと布団のなかにうずくまっていた。

起きても、リビングからベランダの花たちを炬燵に入って眺めている。

寒がりのわたしは、まだ炬燵が手放せない。

日中は要らないけれど、朝晩はやっぱりほんわかと足元が

あったかいと気持ちがいい。

特にお風呂あがりは必需品だ。

 

「ラベンダー」や、こぼれ種から咲いた「キンギョソウ」が

大きめの鉢にはちきれんばかりに咲き誇っている。

こぼれ種からの花の出現は、頼もしい。

手をかけなくてもグングン育ってくれるからだ。

 

「スズラン」や「キキョウ」も可愛い芽を覗かせている。

バラの「うどんこ病」を何とかせねば・・・

ネットで調べて、人間に害がないという、ビョーキに

効果のある薬のようなものを買って与えている。

果たして活き返るか・・・

炬燵のなかであれこれ思案している。

 

昨日の孫の入学式に、娘は着物を着て出かけた。

着せて欲しいと言われていたのだが、最近面倒くさがりに

拍車がかかっているわたしは、断った。

あれもこれも、気を使って準備するのがしんどくなったのだ。

 

娘の成人式や、大学の卒業式、親戚・友人の結婚披露宴など

帯も変わったスタイルを自らが楽しみながら

意気揚々と結んでやったのは昔の話。

着物に関する意欲が薄れてきたのは、夫を亡くしたあたりからだ。

自分でもよくわからないが、手を通したくないし、

積極的に関わりたくない気持ちがある。

許せよ、娘。

 

「お母さんが元気なあいだに着せ方を教えてもらっとこう!」

珍しく、素直に娘がいう。

そのうち、そんな気分になれるのだろうか。

 

例によって入学式に出席したオトッツアンとママと

孫の潤平が帰宅したとき着物姿を点検・・・。

美容室の人に出張で友人の家に来てもらい着せてもらい

そのまま学校に出かけたので、見ていない。

 

まぁ、馬子にも衣装だなぁ・・と思いつつ

前日から肌のトラブルで悩まされていた彼女の顔もじっくり拝見。

きれいに髪を整え、メイクもばっちり!

「うん、いいやんか!きれいに着せてもらって!お化粧ものってるし!」

3人の子持ちママとは言えない艶やかさがある。

けれどそんなことは口に出しては言わない・・

もっと褒めてあげればいいのだろうけれど。

 

でもねぇ、少し意地悪を言うと・・・

着物の着せ方がいまひとつの感があるのだなぁ。

全体で見ると悪くはない。

でも「垢ぬけない」と思ってしまうのだ。

 

裾が少し短い感じがする。

浴衣ではあるまいし、これは柔らかものにはいただけない。

帯の下の「おはしょり」の処理も上手とは言えない。

腰と袖の下でモゴモゴして膨らんでいる。

きちんと余った着物をハショって帯を結ぶ前に入れ込む必要がある。

 

着付け専門の人ではなく若い美容師さんだから仕方ないのか。

ちょっともったいないかなぁというのが、感想だ。

「2年後のかえでの入学式には着せてあげるわ~」

見かねて言うと「もういいよ!今日のひとにまたやってもらうから!」

あっさり拒否されてしまった。

 

6割以上が着物姿で出席したらしいから、昨今の若い世代のママも見なおした。

今度はおっくうがらずに、晴れ姿を応援してあげるよ。

 

 潤平は今年からピカピカの一年生。

幼稚園ではお山の大将のごときだったが

さぁ、これからがまた楽しみだ。

おめでとう潤平!

 

春は花見も含め何かと気ぜわしい。

そして心躍ることが多い。

ぼ~っとこの数日間を反芻している。

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ツバキ [羽根絞り] 万博公園にて