2011-01-01から1年間の記事一覧

黄色いバラに囲まれて

いつだったか、シニア・ナビの「おしゃれな猫」さんが 赤いバラについての微笑ましいエピソードを綴っておられた。 バラについての蘊蓄になると、わたしも披瀝したくなる。 加藤登紀子の「百万本のバラ♪」は大好きな歌で あの低いトーンで涼やかに、さらりと…

やれやれ・・・。

月末を迎えた。 1か月の何と早いこと、 1日も1週間も、あっという間に過ぎる。 年を重ねるのが早いわけだ。 毎度のことながら、月末処理の諸々に追いかけられ 「人の良さ」から、わが身を絞めている格好である。 ボツボツ、そういうことから足を洗ったほう…

隣の芝生

たまに知人宅を訪れ、よもやま話に花を咲かせる。 そして他人の家のインテリアを覗くのが大好きである。 特に似たような間取りのわがマンションの住人だとよけいに興味を惹く。 様々な住まい方が、当人の生き方を反映しているようで、おもしろい。 わが家は…

名刺交換のマナー

職を辞し名刺を持たなくなった、というより 名刺がなくなったと書くべきであろうか。 爾来(じらい)個人のつきあいでそれを渡す必要がなく ますます「名刺」とは無関係になってきている。 ビジネス用の名刺には社名や部署、役職、名前、 最近ではEメールの…

コシノファミリーゆかりの岸和田へ

かつて城下町として栄え、勇壮な「だんじり祭り」で知られる 岸和田市が連続ドラマ小説の舞台として注目の的! ヒロインのモデルとなったのは、岸和田で生まれ育った小篠綾子さん。 日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍し、 のちに世界的ファッ…

あなたへのメッセージ

由紀子さま(仮名) メールをありがとうございます。 深夜の介護の合間に書かれたのですね。 由紀子さまのメールを何度も読み返しました。 悲痛な叫びが聞こえてくるようで 切ない気持になるのを抑えることができません。 手を差し伸べたくとも、お役に立てな…

サービス過剰か

「フリーソフトの互換性」について過日の自ブログで 触れたところ、たくさんの情報やアイデアをいただいた。 たいへん参考になり、組織から離れたわたしの貴重な情報源にも なっており有り難く感じている。 フリーソフト「OpenOffice.org」が、大企業や官庁…

金魚以下?のわたし

NHK朝の連続ドラマ「カーネーション」を見始めた。 世界的に有名なデザイナー、コシノ3姉妹の母上の生き方を描いている。 主人公はあの時代にあって、型破りでやんちゃな性格だ。 小さいころから何にでも興味を示し「欲しいっ」、「いるっ」、「したいっ…

きりっと眉!

汗をかかなくなるとメイクアップが愉しい。 秋色のファッションとともに、顔の装いも 少しだけ念入りにしてみたくなる。 化粧は化けるというけれど、わたしは装うという意味合いが好きだ。 年齢はみな平等にやってくるけれど、人それぞれ 重ね方によってずい…

iPhone4Sを遺して逝ったジョブス氏と,日本

きのうのTVニュースは朝からiPhone4Sの販売を 賑やかに伝え、東京銀座店は3日前から行列が始まっていたという。 またN紙夕刊には、写真入で「店頭に長蛇の列」と報じている。 去る6日(米国では5日)アップル社の共同創業者であった スッテーブ・ジョブ…

ありがとう!!

キンモクセイの匂い漂う季節に、そぐわない 「水玉ブラウスのおんな」を描いてみた。 カシニヨール風である。 ちょっと物憂げな表情が気に入っている。 一日置きに綴っているブログを、たまに 番外で記すこともある。 今日もその番外編といこう。 というのは…

韓国ドラマの世界

地デジ放送が開始され、BSテレビ欄は いつのまにか韓国ドラマのオンパレードである。 放送局には 奨励金の支払いがあるという噂も 聞くが 真意のほどは定かではない。 韓国の歴史ものやドラマは「陰謀と修羅場」で成り立っている ようにも感じているが、日…

倉敷を愉しむ

倉敷は天領の地であり、高梁川と児島湾を結ぶ運河 “倉敷川”が江戸時代に造られた。 豊かな後背地からの年貢米を始めとする商品の集積地として 栄えた街であるという。 近年この運河沿いが「美観地区」として保存・育成されて 観光の愁眉になっている。 こう…

一日周遊の小さい旅

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい」。 夏目漱石による『草枕』の冒頭にある有名な文である。 これほど簡潔に人の世で生きる難しさを語る言葉も少ない。 人は生をうけてから、「競争」と「他者と…

平成の後藤新平を・・・

「政治屋に品行方正を求めることは、 太陽が西から昇ることを期すことだ」と、わが宿ハチさんは言う。 さらに「悪いことが出来ない奴は良いことは出来ない」、 「世界と日本の歴史はアウトサイダーによって創られた」と 老いた青年の過激な指摘である。 落ち…

量より質

先日、友人二人とランチを摂った。 3人の顔合わせは10年ぶりぐらいだろうか。 賀状で「今年こそ会いましょうねぇ」などと風呂屋の 釜 のごとく毎年、言い募っていたのをやっと実現させた。 3人は、子どもが小さかったころの稽古仲間である。 お互いを懐…

うれしいなぁ

シニア・ナビのコンテンツは、ブログを始めギャリラリーや サークル、相談室など多彩である。 以前にも触れたけれど、特にわたしは「ギャラリー」が 好きで一日に朝晩必ず、訪れる。 メンバーの、季節の写真や加工した動画作品、自作の絵など 観ていておもし…

「剛毅木訥、仁に近し」を演じているのか

数年前から日曜日のN紙には、瀬戸内寂聴氏の「奇縁まんだら」 が連載されている。 毎日曜日に心待ちしている読みもので 一気に読ませる文章も魅力的である。 今年90歳の寂聴氏は、戦後の文壇で活躍した多くの作家との 交流があり、いまは生き字引的な感が…

フリーソフトの互換性

マイクロソフトの「オフィスソフト」は長年、企業、官公庁など ビジネスの場で王座を保ってきた。 しかし、近年「オフィスソフト」に似たフリー(無料)ソフトを 使っているところも増えている。 初期の頃には、複数のパソコンにひとつのソフトが共有できた…

小さな達成感

灯火親しむ候・・・ 夜が長くなると、人も恋しくなるけれどじっくり 落ち着いて本を読みたくなる。 そういえば最近、小説の類を読むことが少なくなってきている。 時間がありそうで、ないのだ。 退職当時、心身ともに「疲れモード」で何もしたくなかった。 …

原因は母親の被曝だった!

福島原発の被曝を怯える母親が多くいることは ひとりの女性として心が痛む。 かの名優ジョン・ウエインは胃がんのために72歳で死去している。 彼のがんの原因は、1956年にネバタ核実験場から220Km離れた ユタ州セント・ジョージで「征服者」の撮影の際の …

現実を受け止める

知人は60代半ばの闊達な女性である。 彼女は以前、乳がんを患った。 「乳房温存術」だったと聞いているが、それから10年以上が経ち 以来一度も医者を訪ねたことがない、というほど元気に暮らしていた。 ところが、半年前ぐらいから腰が痛いといって 整形…

「ばぁば、トマトむいてぇ〜」

と、リンゴを指差し、まわりを笑いの渦に巻き込んでいた孫の 潤平も幼稚園の年中になると、さすがにそんなことはなくなった。 ときどき、ママの代わりに幼稚園に迎えに行くと 「ばぁばのウチにはミカンやリンゴがいっぱいあるんだよ〜」と 果物で、ばぁばの…

不肖の息子と、つれない母

近隣の町、岸和田市のだんじり祭りが終わってほっとしている。大阪・岸和田市の「岸和田だんじり祭」が 17日と18日、開催され多くの観光客でにぎわった。 この時期になると、わたしは落ち着かない。 『大工方』として参加している愚息のことが心配でなら…

琥珀色と,ともに

「ヤマモモ」の採りたてをいただき、果実酒を作った。 「ヤマモモ(山桃)は、ヤマモモ目ヤマモモ科の常緑樹。 また、その果実のこと。 和名の由来は山に生えモモの様な果実をつけることから。 別名として楊梅(ようばい)、山桜桃、火実などがあり、 古代か…

天の戯れなのか

先日「素敵に年齢を重ねよう」という表題でブログを書いた。 シニア・ナビの面々もそれぞれ、自らのこれからを意図して 取り組んでいることがわかり、あらためて生への意識の深さを知った。 わたしの周りにも自らを愉しみ、生き生きと暮らしている方が多い。…

素敵に年齢を重ねよう

漢字にはそれぞれ意味があるのは、周知のとおりだが 「敬老の日」に、ちなんで見てみると 「老」という字は70歳以上の老人を指し 「耆」という字は60歳を意味すると言われている。 いずれも「老いる」ということらしい。 釈尊はただ年をとっただけなら『…

責任者よ、出てこい!

1週間ほど前の出来事である。 台風が居すわっていた時のことだ。 突然、インターネットがつながらなくなった。 それまでにもフッとローソクの灯が消えるような 感じで不通になることがあった。 モデムのランプが消えたり点いたりしているから 最初はそのせ…

手描き文字の温もりは・・

今では直筆を見るのが珍しいほど パソコンでのそれは一般的になっている。 仕事の中でも、じかに書類に文字を書く作業が少なくなった。 今は手帳かメモぐらいしか、字を書くことがなくなってきたわたしは 漢字もスッと浮かばなくなり、衰えた脳がますます 低…

「わたしが納豆を好きになった理由」

スカーレット・ヨハンソン主演の 「わたしがクマに切れた理由」というおもしろい 映画をずっと前に見て、この表題も気に入っていた。今日はこのフレーズをもじろう・・・ 職を辞して昼食を家で摂ることが多くなった。 昨夜の残り物のシチューや天ぷらや、魚…