2011-01-01から1年間の記事一覧

人生案内『孫の働く意欲を奪った上司』

新聞社の担当者が受け狙いで作文したような 「悩みの相談」を読んで驚いている。 それともこの寸劇はいまの時代を反映し、 世間では当たり前のことなのだろうか。 それは過日のY紙の「人生案内」に 『孫の働く意欲を奪った上司』と題した相談である。 70…

あなたの骨は大丈夫?

市の骨密度検診を受けてきた。 数値は似たような値を推移していて 下がってもいなければ特に上がってもいない。 まぁまぁの範疇だと思っているが本当は もっとアップさせないといけないだろう。 音響的骨評価というのがあり、同年齢の人と比較しての値が 1…

濁流を眺めに、そして鉄橋も渡った

台風12号は、のろのろとやってきて、ようやく過ぎ去った。 近畿でも当地では雨と強風だけで済んだが 各地で大きな被害が出ている。 被災された地域の皆さまには、お見舞いを申し上げます。 わが住居の裏にある小さな川(2級河川)も、朝起きるとゴォーゴ…

悲しみと怒りと

「児童虐待」このことに触れると、どうしようもない怒りが湧く。 そして胸が塞がる思いが強い。 大阪市内の小学2年の男児が、先月26日親の暴行によって命を落とした。 子どもの虐待死は、1月と3月にも起きていて 共通する家族の背景は、再婚で妻の連れ…

有馬の湯を愉しむ

先日は六甲山系(瀬戸内海国立公園に属し標高931.25米)で 過ぎ行く夏の山々を親しみ その足で北側の麓にある温泉を訪れた。 満足度が高かったので、紹介したい。 温泉は、三大薬湯と言われる有馬温泉である。 (他は群馬県草津温泉と新潟県松之山温泉) 有…

六甲山で遊ぶ

夏の終わりに、定番のように出かけているところがある。 「六甲山」である。 山頂にある「六甲山ホテル」を常宿としていて 深い森に囲まれた緑の匂いにすっかり魅了されている。 ヒグラシが鳴き、かすかに秋色を見せるこの時期に訪れると 一気に季節のうつろ…

天高く・・・

日中の日差しは相変わらず厳しいが、 朝晩の風に秋を感じるようになった。 早朝散歩もひんやりと心地よく、木々の匂いとともに 夜明けの虫の合唱が、耳に心地よい。 もうすぐ子どもたちの夏休みも終わる。 昨日など、わが住居の中庭はひっそりしていた。 朝…

「上村松園の世界」模写をパソコン水彩画で

上村松園の画が好きだ。 久しぶりに松園の「花嫁」を模写してみた。 (敬称を略すことが恐ろしいほどの大家です) 上村松園は1875年(明治8年)京都に生まれ1949年(昭和24年)没。 京都府画学校(現京都市立芸術大学)で学び、その生涯では女性を描き続け 昭…

男なんて要らない?

耳目を集めそうな表題であるが、事実わたしのまわりには そのようにのたまう、寡婦が多い。 離別・死別に関わらず「おひとりさま」を満喫している。 N子は3回結婚し、3度離婚した。 さすがに3回目の離婚を果たしたとき、 「もうコリゴリ!ひとりが気楽で…

年下男

行きつけの美容室に30歳に手が届かんとする、イケメン美容師がいる。 柔和な顔や話し方が、わが娘婿どのに似ていて親しみを覚える。 特別に指名はしないけれど、行くといつも専属のようについてくれる。 わたしは美容室での他愛のない会話は、あまり好まな…

人間っていいなぁ

朝、明けきらない時間の歩行をすませ、朝食を摂り新聞に 目を通していると、いつの間にかウトウト・・・。 朝の9時ごろに昼寝?である。 携帯電話の着信音で目が覚めた。 寝ぼけまなこのダミ声で出てみると 昨日のオフ会に参加した東京組のひとりである。彼…

今日は涼しい!!

昨日の蒸した日がウソのようにひんやりした朝である。 大阪の気温、室温で28度、雨が降っており 森林のなかにいるようなさわやかさだ。 明日はシニア・ナビの大阪オフが開催される。 出席者はこちらのお天気が気になるだろうと推察する。 たぶん明日も、こ…

「家」を守るということ

お盆が終わり、通常の生活に戻りほっとしている。 何も特別なことはしないのに、何故か気ぜわしい。 知人Aは1年から2年ほどのあいだに次々と大切な人を亡くした。 それは一度にやってきたという感じである。 Aの伴侶が3年ほどの病を得て旅立ったのが4年…

フランス映画「黄色い星の子供たち」

昨日は敗戦記念日だった。 わが国では8月15日は“終戦記念日”と呼び「敗戦」を用いない。 右寄りでも左寄りでもなく、しかも戦後しばらくして 生まれたわたしは、日本は無条件降伏をしたのだから 敗戦という呼称がふさわしいのではないかと思っている。 ど…

笑うに笑えない話し 第三話(まんじゅうバス・他)

今日は、「まんじゅうバス」「暴走暴言タクシー」だ。 ちょっと長いけれど一緒に締めたい。 驚くべき実態に改めて度肝をぬくことだろう。 今回が転載の最終日であるから、 筆者、近藤大介氏のプロフィールを紹介する。 1965年生まれ。東京大学卒業後講談社に…

笑うに笑えない話し 第二話 (ジェットコースター飛行機)

こんばんは〜〜 毎夜、熱帯夜ですね。 眠れない方のために、昨日の話の続きをご紹介します。 コメントのなかにシニア・ナビの、まこさんが触れておられる ジェットコースターのような飛行機のお話しです・・・ 筆者は同じく近藤 大介氏 (1965年生・ジャーナ…

笑うに笑えない話し 第一話(ラグビーメトロ)

先般から中国隠ぺい体質のことに触れてきたけれど(8/2) 関連するおもしろい記事を見つけた。 このような実態を知るとさもありなん、と思うが 皆さんはどう思われるだろうか。 筆者は、近藤 大介氏(1965年生・ジャーナリスト)である。 なかなか切り口鮮やか…

めざせ、健康美人!!

知人は御歳、70歳。 春ごろまで都心の百貨店で派遣社員として働いていた。 自他共に認める、おシャレ人間である。 「おいしいパスタ屋さんが、できたから行こう」と 暇になった彼女から、誘われた。 暑い中、わざわざそのために電車を乗り継いで行くことも…

人の行為の動機付けは「報酬」?

「○○君、よく出来ました」と言われたいばかりに、 低学年の生徒はいっせいに元気よく、はい!ハイ!と手を挙げる。 小学校で先生から答を褒められて嬉しかったことは わたしばかりではない。 幼いころに人の前で褒められた、晴れ晴れしい気持ちは 還暦を迎え…

『毛沢東の私生活』―李志綏(り・しすい)

『 車内の阿鼻叫喚は凄まじい。怒鳴り合いの会話、携帯電話での大声、 イヤフォンをしないでゲーム。隣でラーメンをズルズルすする人。 まるで闘鶏場にいるようですが、さて、一番の驚きは何か。 中国人は車窓の外を見ないのです。あの感性は、なにに由来す…

キジも鳴かずば撃たれまい

落語家、桂歌丸さんが司会するTVの長寿(45年)番組である 「笑点」を、日曜日の夕食前に楽しんでいる。 テレビ嫌いのわたしがこれは欠かさず観ているのだ。 初回から出演している歌丸さんは、司会者まで上り詰めた。 わずか15分ほどの時間であるが、司会…

隠蔽体質と人命軽視は重症だ −中国事故対応―

“チイチイパッパ チイパッパ”の雀の学校の声ならぬ、 やかましいクマゼミの大合唱で、毎朝起床する。 それに続けとばかり、アブラゼミが加わるので暑さを覚える。 [百日紅(サルスベリ) 先週のマスコミは、隣国の鉄道事故の報道で連日大合唱が響きわたってい…

ただ今初期化中!!

昨夜からノートパソコンの調子が良くない。 プライベートで使っているヴィスタの ウインドウズが立ち上がらないのである。 何度も何度もセーフモードから 立ち上げてやり直すけれど立ち上がっては 動かなくなることを繰り返している。 参った!! いまデスク…

ガーデニングの憂い

昨年のいまの時期「クリスマスローズ」を数鉢枯らし、胸を痛めた。 今年はその鉄を踏むまいと早めに手を打ったにも関わらず やっぱりダメにしてしまった。 春頃まで勢いよく葉っぱをピンと茂らせていたのに、である。 日光と風通しのバランスを考えて、玄関…

天神祭り考

今年も大阪の夜空を焦がす、天神祭りの船渡御が盛大に 行われたようである。 ナビの山猫軒さんではないけれど、わたしも最近テレビの 類を見ないので詳細は、わからない。 新聞の案内で知るだけである。 年々派手さを増していくその行事に本来の祈願を どの…

真夏のチマキ

わが家の冷蔵庫は満タンである。 いまの季節、チビたちのためにチュウチュウ(幼児の氷菓子の一種)が 幅をきかせていたり、大人のためのアイスもたっぷり占めている。 そして毎週末、新鮮な野菜や果物と魚類が仲間に なるからよけいに賑わうのだ。 一匹買いし…

陽だまりのように

珍しく、落ち込んだ。 自己嫌悪の感あり。 退職して狭い世界で生きていても気持ちが、 ざわつくことがあるのだ。 何となく人に会いたい思いが募る。 誰でもOKではない。 こんなときは気持ちをしっとり受け止めてくれ 癒される人でなくてはならない。 同性…

『家貧しくして孝子顕(あら)わる』

「なでしこジャパン」のW杯優勝の快挙には、驚きと感激でいっぱいである。 有りえないことが起ってしまった、という感じだ。 負けた国は涙で奪回を誓うだろう。 日本の戦術を研究し、さらに挑んでくるだろう。 次回も勝利の女神が微笑むことを期待したい。 …

お生まれはどちら?

東京や大阪などの大都市に住んでいたり、 国家公務員や大きな企業・団体に属しているとき お互いがどちらの出身かを訊ねることがある。 またスポーツの世界でも○○県出身や△△校出身などの 紹介は当たり前のようである。 昭和30年代の東京では、東京生まれの…

K子のエピローグⅡ

「この声音を聞いたらわかるでしょう〜〜?」 「子どもたちと和解したのよ!!」 K子が弾んだ電話を突然してきたのは、つい2日前のことである。 この春、娘と結婚したムコは娘より8歳年下で、K子に言わせると、 いつも娘の尻に敷かれている存在で頼りな…