2012-01-01から1年間の記事一覧

故郷は遠くにありて

お盆や企業の夏休みを迎え、恒例の帰省ラッシュが始まった。 関空からは国内外への旅行者や、新幹線も幹線道路も混雑の極みにある。 車での往来は、無残な事故に巻き込まれるケースがあとを絶たない。 特に墓参の帰りのそれは、他人事とも思えず神仏の采配に…

子守り奮戦記

娘が、ばぁばを迎えに来た。 車に乗り込むと、驚いた! ひょうきんな「顔」が3つ並んでいる。 何とも昭和の時代を彷彿させる風貌ではないか! 潤平も、一番下の蒼輔もさっぱりと「丸刈り」にされている。 マルコメ味噌の宣伝に出てくるボクみたいになってい…

親は子どもに何が残せるか

知人女性Oさんは、第3号被保険者である。 ようやく65歳になり国民年金を受け取れるようになった。 満額がどれぐらいになるのか、他人の懐など知る由もないが、 受給手続きのときに『何に使うのか』と、金融機関から訊かれ 彼女は「すべて趣味に使う」と答…

パソコン絵画作品展デビュー&オフ会

退職してから3年余りになる。 長年続けてきた当初の「やりたいこと」をわけあって 断念し、コツコツとパソコンで絵を描いている。 このことも、わたしにしてみれば予期しないことのひとつになる。 生き方なんて、わからないものである。 初期のころこそ教室…

ぜったい死ねない!

予期せぬことの遭遇はあるものだ。 誰もが平安で健やかな一生を、と願う。 しかし、空から車が降ってくる時代である。 事故に巻き込まれ、命が失われるニュースもあとを絶たない。 心身のストレスからの突然死なども、珍しくなくなった。 前述の「自称・後期…

わが世の春

「自称・後期高齢者」の知人女性はいつも溌剌としている。 いまどきの70代のなんとアクティブなこと。 まばゆいばかりだ。 手話歴30年になるという彼女は退職後、 地元の自治会や老人会に初めて足を踏み入れた。 夫は数年前に他界し、子息は結婚後関東在…

8月の始まり

台風接近のせいか、今朝は涼しい。 心地よい風が吹き抜けている。 朝からうっとりとモーツアルトに耳を傾けている。 からだも耳も心地良い。 一人暮らしの気楽さである。 このようなぼ〜っとした「無」の時間も好きだ。 やたらと早く目覚めてしまった、3時…

犬とご主人さま

朝の散歩ではワンちゃん連れと、よく出合う。 顔ぶれは、だいたい決まっている。 飼い主のあとを、よそ見をしながら従順についていく犬や われ先へと進み、ご主人さまを引っ張っていくワンちゃんもいる。 歩くときの犬が先か、人間が先かで、そのカップル?…

ファミリー

オレンジの可愛いバラをプレゼント用にラッピングしてもらった。 潤平の6歳の誕生日である。 娘宅の玄関を開けると妹のかえでが、すっとんで来て出迎えてくれる。 「ジュンく〜ん、おたんじょうび おめでとお〜♪」と 花束をみると我がことのようによろこび…

パソコン絵画ひまわりギャラリー第二段

朝からセミがじゃんじゃん、大合唱を始めている。 彼らの存在をアピールするかのように・・・ 早朝の散歩を終えるとさすがに大汗をかいている。 ベランダの花に水やりをしてテレビ体操を終わると ひと風呂ならぬ、ひとシャワーを浴びてさっぱり。 一日がこの…

時代遅れと言われても・・・

『今後は、娘に制服を着ろなどとは、言えませんね』 橋下大阪市長の言である。 TVのニュースを見ようとオンにした際の映像だ。 「この人は何を言っているの?」 続きを見て合点がいった。 今週の「週刊文春」で、知事になる前の不倫を暴露された時の記者会…

ありがとう

奈良の「橿原神宮駅」に、定刻に着くとシニア・ナビの まこさんと与作さんが懐かしげに迎えてくれる。 月に数回、おしゃべりも愉しむスカイプ仲間でもある。 明日香へ、この季節に訪れるのは初めてだ。 まこさんのブログでお馴染みの、石舞台や甘樫の丘など…

タヌキはどこへ行った?

毎朝、川べりを歩いている。 散歩コースとしては、ちょうどいい距離だ。 往復、1時間ほどのウォークで 川の有り難さを存分に味わっている。 越して来るとき間取りや日当たりや、駅からの徒歩時間などに重きを置き 小さな川の存在など論外だったのに 住んで…

娘からのSOS!

珍しく娘が助けを求めてきた。 車で10分ほどの距離に住んでいても、めったに頼みごとをしない。 週末は、婿殿の勤務が夕方からであり昼間は家族水入らずで、べったり過ごす。たいがいのことは夫婦で協力して問題解決を図っているが来てくれないか、と言う。 …

ブログが書けない!?

「ことは密を持って成す」ではないが、集中してやりたいことがあり そのことに専念したいため「6月、7月のブログはお休みします」 などと、書いたのは5月末ごろではなかったか。 シニア・ナビも以前と比べると、無沙汰をしていた。 それでも習い性か、長年、…

「画材屋・与作」店

お馴染み、シニア・ナビの加工の達人 与作さんに額の依頼をしてみた。 彼は時々わたしの稚拙な絵に きれいでおしゃれな衣装を着せてくれる。 まことに馬子にも何とか・・である。 以前、カシニヨールの模写にもうっとりするほどの 額をオリジナルで作ってく…

夢のなかで

激しい雷の音で目覚めた。 ベランダの花にも、雨がたたきつけている。 ドッカ〜ンと、耳をつんざく大きな音と、閃光が走る。 どこかへ落ちたのだろうか 地震、カミナリ、火事、おやぢ・・ 昔の人はうまいこと言う。 地震も怖いが、雷も恐ろしい。 まだ起きる…

うれしいなぁ

このところ感動ばかりしている。 何が嬉しいって、こんなに弾むニュースもめずらしい。 鳥肌が立つ思いだ。 人間が、じかに接することの醍醐味を味わっている。 「すっごく、変わりました!」 「楽しくてどんどん描けちゃいます〜」 「いろいろお話し出来た…

パソコン絵画≪ギリシャぎゃらりー≫

数年前に訪れたギリシャのアテネにある アクロポリスの丘に建てられた優美な建物 「パルテノン神殿」がひときわ記憶に新しい。 いつか描いてみたいと思っていたものだ。 修復工事が常に行われており、しかもいつまで経っても 工事は終わらないらしい。 職人…

化粧品選びは、生き方に通ずる

いまやTVのCMは、化粧品と健康食品が大勢を占め 執拗で熾烈な競争が繰り広げられている。 それだけ需要と関心があるということか。 肝心の効果は、どうなのだろう?と疑問視する。 化粧品については、シニアナビの相談室でも 「シニアの化粧品選び」で投…

カツオのたたき

ブログを書かないことを意識していると だんだん日常のなかに問題視する自分が 薄れていくように感じ、少し怖い気もする。 政局は国民を置き去りにして どこへ向かおうとしているのか。 じりじりと変わろうとしている。 濃霧の中へ・・・ 昨日はカツオを一匹…

遠路はるばる・・・

ネットでの出会いを、ずいぶん重ねてきた。 日記やブログで自らを表出し、共感してくれた方とのご縁である。 居住地も世代も性別も違う、ネットだから出会えたというひとも多い。 シニア・ナビの中でもオフ会などを通して、 それまでのバーチャルが現実世界…

「くちなしの花」と,亡き夫

♪い〜までは、指輪もまわるほど〜♪ この時期になると、渡哲也の「くちなしの花」を口ずさみたくなる。 夫は声質が似ていたせいか、意外とさらりと上手に歌っていた。 くちなしの花一輪、カラオケの一曲にさえ 人間の思い出というのは、鮮明に甦るものである…

薬漬けの子どもたち

どうして、その必要があるのか。 いったいどうして? 憤怒と悲しさを、抑えることができない。 子どもを「薬づけ」にしている現実を 過日、NHKの「クローズアップ現代」が報じていた。 背筋が凍る思いである。 小学校で、落ち着きのない子どもに 教師が、…

手前味噌

わが娘は、3人の子持ちである。 この春に生まれた第3子も、首が座るようになり 母乳のわりにはでっぷりと太り、糸のように細い眼も 可愛い口元も、大きなほっぺに埋もれんとしている。 アンパンマンといい勝負だ。 それでも誰かれなしに、にっこり笑うアイ…

命の儚さ

思うところがあり、ブログを休んでいる。 気が向いたときに、よしなしごとを綴るだけの いい加減なものであるが、これだけ間を開けているのも珍しい。 とくに6月、7月は「集中」したいことがあり そのことに専念したいからでもある。 しかし、拙文でもやっぱ…

若気の至り

歳を重ねると後悔することが増える。 無駄使いや、子どもの躾や、生き方に対しても悔いが残る。 今さら悔いたところで何の得にもならないのだが どうして今ごろになって懺悔の気持ちが湧くのか。 「若さ」というのは、無謀と紙一重の感じを持つ。 美容室に行…

金持ちになる男、貧乏になる男

1. 貧乏になる男は「小銭を貯める」ことを考え、 金持ちになる男は「大金を稼ぐ」ことを考える 2. 貧乏になる男は「すぐに金持ちになりたい」と考え、 金持ちになる男は「金持ちにふさわしい人物になろう」と考える 3. 貧乏になる男は「誰とでも気安くつきあ…

雑誌「家庭画報」

グラビアが好きで30年ほど購読していた。 最近は書籍の類も含め、新刊書はめったに買わない。 ケチケチ生活で、買えなくなったというべきか・・・。 ほとんど図書館を利用している。 しかしこの6月号に関しては衝動買いを、した。 「家庭画報」の写真の素晴…

『過去と他人は変えられない』

という言葉がある。 失った過去は取り戻せないし 他人も変えることはできない。 しかし、自らは変わることができる。 ラジオのパーソナリティを聴いていて心を揺さぶられた。 中年女性が、ある男性に大きな感化を受け、立ち直った話しである。 その女性は小…