生き方・人

実家に帰省、義父母の本音

年末を故郷で過ごす民族大移動が始まる。 最近は長期の休みを利用して海外で新年を迎える人が 増えてはきているが実家への帰省組は、断然多い。 たまにしか会えない息子や息子たちを待ちわびる老父母にとって 年末年始は、晴れのセレモニーの感がある。 反面…

気がつけば・・・

ブログのアクセスが20万ヒットを超えている。 年内には20万に届くかも?と思っていたら いつのまにやら・・・である。 2年ほど前の作品 「はてなダイアリー」は、2010年3月中旬ごろから始めていている。カウントにさほどの執着心も持たないけれど、…

嗜好の変化は年を経るにつれ

師走である。 クリスマスや年の瀬など、子どものころは嬉しくてならなかったものだが 歳を経るにつれ、愉しみごとは減っていくように感じる。 新しい年が明け、元日の朝になっても昨日の続きで 新年の心があらたまる感慨は、年々薄くなる一方だ。 年を重ねる…

食べ方美人

わたしは左利きだ、箸も左で持つ。 3歳ごろに右手を何針か縫うほどの大けがをしている。 箸使いがそれまで右だったのかどうかは知らないが 気がつくとわが家ではひとり、左で箸を持っており 矯正の憂きめに遭っていたが、ついに直らずじまいだ。 昨年描いた…

孤独は人生の大切な時間

孤独について、どのような考えを持っているだろうか。 自分は孤独で不幸な人間だと思っている人は少なくない。 「孤独であること=不幸」という捉え方を無意識のうちに していないだろうか。 また孤独というのは、避けるべき良くないことだと考えては いない…

人生の第2ラウンドは?

昨日18日は、誕生日だった。 60歳を越してのバースディなんて心躍ることも少ないけれど こうして健康で過ごせていることに一番の感謝をしたい。 何をするにも健康が一番である。 ありがたいことにこの一年、一度も医者にかかることもなく どこも痛くも痒…

編めちゃいましたぁ。

孫の運動会が終わったあと、娘宅へ寄らずに 帰る道すがら、ホテルでランチを摂った。 ひとりで外食などめったにしないけれど静かな処で、ご飯を食べたい気分。 先ほどの歓声やら、ウルウルやらの興奮まだ冷めやらず。 炎天下での3時間は、やっぱり疲れる・…

「悪貨は良貨を駆逐する」

タッパーのふたを開けると麹の甘い匂いが胃ぶくろを刺激する。 関東に住むナビのメンバーが大阪を訪れ「手作りの味噌」を おみやげに頂いたものである。 お味噌汁だけではもったいない、もろみとして重宝しそうである。 懐かしい香り、しばし亡き母を思い出…

写真の「撮られ上手」になる方法

デジカメやスマホの影響で写真を撮る機会が増えている。 植物や風景などにカメラを向ける場合がいいが 自らが被写体になると、もうNO!である。 歳を重ねるにつれ、写真を撮られるのがイヤになる。 特にスナップのひどいこと・・・ 思わず目をそむけたくなる…

ピグマリオン効果

学校などでひとつのクラスをA,B二つのグループに分ける。 簡単なテストをしてAグループには採点した答案を返し Bグループのそれは、見ないでおく。 そしてBグループを一人ひとり先生が呼んで 「このあいだのテストは良くできていた」と褒める。 みんなに同じ…

何がしあわせかって・・・ どこも痛くなく、痒くもなく おいしくご飯が食べられること。 からだに不調がないこともうれしい。 そして一番のしあわせは、 「今日一日することがある」ということだ。 目的があるというのは、元気の源である。 退職してのち、気…

心やわらぐもの

秋の始まりは、寂しい。 ギラギラした日差しが傾き、コオロが鳴きはじめると センチな気分になる。 なぜか人恋しい。 [: 一日おきにブログを発信している。 書き出して3年になるとあちらこちらに馴染みの友が増え 軽口も叩けるぐらいの親密さも増して来てい…

「普通である」ということ

先日一緒に映画を観た友人は、みな60歳を超している。 30年来の旧い、つきあいである。 若気の至りで、深夜まで飲み明かしたこともある悪友だ。 彼女たちとは、沿線が違うせいもあり、めったに会わない。 会えば際限なく話が弾み、つい帰宅が遅くなるという…

夫婦のかたち

先日、横浜でお会いした師は、行動的な女性である。 油絵や水彩画を専門にしており 寝ても起きても三度のご飯より、描くことが好きなひとである。 「素晴らしい出会い」で綴っているので、よろしければ こちらもご覧いただきたい。 その彼女が年に数回訪れる…

親は子どもに何が残せるか

知人女性Oさんは、第3号被保険者である。 ようやく65歳になり国民年金を受け取れるようになった。 満額がどれぐらいになるのか、他人の懐など知る由もないが、 受給手続きのときに『何に使うのか』と、金融機関から訊かれ 彼女は「すべて趣味に使う」と答…

わが世の春

「自称・後期高齢者」の知人女性はいつも溌剌としている。 いまどきの70代のなんとアクティブなこと。 まばゆいばかりだ。 手話歴30年になるという彼女は退職後、 地元の自治会や老人会に初めて足を踏み入れた。 夫は数年前に他界し、子息は結婚後関東在…

ブログが書けない!?

「ことは密を持って成す」ではないが、集中してやりたいことがあり そのことに専念したいため「6月、7月のブログはお休みします」 などと、書いたのは5月末ごろではなかったか。 シニア・ナビも以前と比べると、無沙汰をしていた。 それでも習い性か、長年、…

夢のなかで

激しい雷の音で目覚めた。 ベランダの花にも、雨がたたきつけている。 ドッカ〜ンと、耳をつんざく大きな音と、閃光が走る。 どこかへ落ちたのだろうか 地震、カミナリ、火事、おやぢ・・ 昔の人はうまいこと言う。 地震も怖いが、雷も恐ろしい。 まだ起きる…

うれしいなぁ

このところ感動ばかりしている。 何が嬉しいって、こんなに弾むニュースもめずらしい。 鳥肌が立つ思いだ。 人間が、じかに接することの醍醐味を味わっている。 「すっごく、変わりました!」 「楽しくてどんどん描けちゃいます〜」 「いろいろお話し出来た…

遠路はるばる・・・

ネットでの出会いを、ずいぶん重ねてきた。 日記やブログで自らを表出し、共感してくれた方とのご縁である。 居住地も世代も性別も違う、ネットだから出会えたというひとも多い。 シニア・ナビの中でもオフ会などを通して、 それまでのバーチャルが現実世界…

命の儚さ

思うところがあり、ブログを休んでいる。 気が向いたときに、よしなしごとを綴るだけの いい加減なものであるが、これだけ間を開けているのも珍しい。 とくに6月、7月は「集中」したいことがあり そのことに専念したいからでもある。 しかし、拙文でもやっぱ…

『過去と他人は変えられない』

という言葉がある。 失った過去は取り戻せないし 他人も変えることはできない。 しかし、自らは変わることができる。 ラジオのパーソナリティを聴いていて心を揺さぶられた。 中年女性が、ある男性に大きな感化を受け、立ち直った話しである。 その女性は小…

人間、やめます・・・

まったく、イヤになる。 ポカをやってしまった。 ここまでモウロクしたとは、思いたくもない。 また、わが恥をさらそう。 「○○さん、場所はこちらでいいですよねぇ」 知人からの携帯電話である。 「あれぇ???・・・」 携帯番号を確認し、聞き覚えのある声…

気だるい午後

木漏れ日の、5月にしては少し冷たい風を受けながら いつもの散歩コースを歩く。 見なれた道なのに、川のせせらぎが妙に心地よく、新緑がまぶしい。 スケッチでもしたい気分である。 気が向くといつものパン工房で道草。 あつあつ焼き立ての香ばしいパンと 一…

今を生きる

「今度どんな状態で会えるか、わからないから、会ったときは たくさんしゃべっておきたいのよ」友人は言った。 昼食をともにした時のことである。 彼女は70代半ばの元気印100%の行動派人間だ。 若いころから手帳には予定がびっしり書き込まれ 多忙で、…

口が重たい・・・

私はもじもじしながら答えた。 私はいったいに口が重い方であった 太宰治 の「苦悩の年鑑」からの引用である。 「口が重たい」は、無口、口数が少ないと解釈するがわたしの場合はそのまま「口や顎が重たい」のである。 理由は、わかっている。 黒柳徹子が「…

食いしん坊の話し

連休最後の日曜日。 朝からどんよりとしている。 今にも降りそうな空模様だ。 マンションの子どもたちの遊び場には人っ子ひとりいない。 珍しく、ひっそりとした朝である。 わが家ものんびりとした休みを貪っている。 この週末出かけることもなく、食べたり…

好きこそモノの上手なれ

熟年世代には、生き方上手な人が多い。 過日、シニアナビの「geotech」さんや「かをる」さんも ブログのなかで触れていた。 熟年女性のしなやかで、たくましい生き方には 共感することが多く、魅力的である。 周囲の魅力的な一人に、Nさんがいる。 彼女は、…

過去は安い本と同じ、読んだら捨てればいい。

明るい方へ、 明るい方へ。 ――――詩人 金子みすず 梨の花(万博公園にて) ある精神科医のエッセイからミサワホーム社長の三澤千代治さんは、入社試験のとき 必ず最後にこう尋ねることにしているそうだ。 「あなたは運のいい人ですか?悪い人ですか?」と。 そ…

「あなたに手紙を書きたいのよ」

このひと言で知人は、相手のご婦人に住所を教えた。 物事を伝えるのでも「言葉の選び方ひとつ」で 心を突き動かされるものだ、としみじみ言う。 以前「歌舞伎座の華になる」に登場した友人は 機嫌良く職場である歌舞伎座に通っているが 70歳を越して満員電車…